盛岡JCの2月例会において2001年度になんと118人も会員拡大を成功させたと言う素晴らしい経歴を持っていらっしゃる熊本JCの長曽我部旬美(まさみ)君をお呼びしてそのときの貴重なお話を聞くと言う機会を得ることが出来ました。
「2001年度 熊本JC会員拡大の取り組みついて」と題してお話をしていただきました。
*「100人拡大」の出発点
‘97の熊本の全国大会のあと、熊本JCでは会員数の減少が著しく、このままでは組織の運営そのものも立ち行かなくなってしまうと言う危機感のもとに当時の次年度理事長予定者が「会員数の100人拡大」を所信に掲げたそうです。
そして、理事長予定者の段階で会員拡大の委員会を第1、第2と作りそれぞれの委員会で競わせようとしたそうです。長曽我部君はその「競わせる」と言うやり方に異論を唱えましたが、理事長予定者の考えとしては「会員拡大に携わる人間が多ければ多いほど、入会希望者が増えるのではないか」という考えだったと言うことです。
*「100人」の明確な理由付け
なぜ「100人」かということは、過去の熊本JCのメンバー数の推移を調べた上で「100人の拡大が必要」と言う結論になり、100人拡大してもそのうち20人は退会するであろうという予測を立て、100人の会員拡大のために120人の入会を目指すことになったそうです。
*拡大しやすいLOMの体制づくり「システム改革」
今まで拡大できない理由を考えその大きな理由を二つあげました
1. 年会費が高い
2. 仕事には結びつきにくい
1を解決するために地元のカード会社と提携を図り、カードによる分割払いを可能にさせ、しかも分割払いの手数料も一律190円という大変安い価格に設定したそうです。
2については地元の広報誌に企業のPRをするなどで、解決したということです。
*地域性があり角LOM条件は違う!オリジナリティを持って臨む「具体的方法」
ここで実際に会員拡大に行った色々な方法を教えていただきました、まず熊本JCでは過去に会員拡大に成功した各地のLOMの調査をしてその方法を検討し、自分のLOMに合う方法を模索したそうです。
l 1by3運動というのがあり、一人のメンバーが三人を紹介するといった方法ですが、3人では無理があるだろうということで熊本では1by2運動にしたそうです。
l メンバーにいない業種を積極的に勧誘する
l 地元の経済史に紙面を分けてもらい毎月のJCの活動を載せて広く経済界にアピールする
l 新聞や雑誌などに企業広告を上げている会社に行き、新入会員を募集する
l 倫理法人会や各種経済団体などの会合に顔を出し、青年会議所をアピールする
そのほか、新入会員による情報は現役メンバーに比べ固定観念のない目で情報を提供してくれるので大変貴重だということでした。あとは番外で合コン作戦というのも行ったそうです。
*情報量が決め手?
これは新入会員情報が事細かなほど、入会につながる確率が高いということです、100人を入会させるのに350くらいの情報が必要だったということでした。
*アプローチ方法「入会の意義を説く」
勧誘に当たって、勧誘を受ける側は色々な理由をつけて断ろうとします、その断る要員をクリア出来るメンバーを選んで勧誘することで入会につながったということです。
たとえば、その会社の社長の了承を得ないと入会には難しい場合は理事長、副理事長クラスが勧誘に行く、JCに面白さを臨んでいるような新入会員候補のところには面白さを教えることの出来るメンバーが勧誘に行くなどです。要するに相手のニーズ、性格、閑居に合わせた人間を選んで勧誘に行かせるのが大事だということでした。
*何故「全員拡大」?・・・LOMメンバーの意識
会員拡大を行うのは委員会のメンバーだけでいいのか?色々な人々の力を借りて事業を達成するのがJCの魅力ではないのか?という考えの下に委員会以外のメンバーも協力し、新メンバーのフォローアップを図ったそうです。新メンバーはやはり入ったばかりで色々と分からないこと、心細いことなどが色々あるのでそこを現役メンバーが察し、声賭けをするなどして新メンバーがJCになじみやすい体制を作ることを努力したそうです。
*間口は広く【選ばれる組織】
JCは自分たちが入会する会員を選ぶのではなく、相手(新入会員候補)に選ばれ入会してもらえる組織を目指すということ
*「100人拡大」その後・・・・
l 自分たちががんばってか委員拡大している姿を見て新入会員からも候補者の紹介をしてもらえるなど、新入会員の意識向上にもつながった
l スリーピングメンバーをもう一度例会に来るように仕向ける
l 会員を拡大したあとはそのつどオリエンテーションを開く
l 会員拡大のあとは研修系の事業に力をいれる
「100人拡大」の頃のメンバーがかなり残っているのでその頃つかんだノウハウが現在の会員拡大に生かされている。
*終わりに・・・・会員拡大とはJC運動そのもの
最初に理事長の二つの委員会で競わせるという方針に反感を覚えた長宗我部君でしたが100人か委員拡大が達成されたあとはこういった目標を設定してくれた理事長に感謝の年を抱いたそうですが、やはりその頃の思いではつらい思いでとして今も心に残っているそうです。
勧誘に7回行きそれでもことわられたメンバーもいたそうです、勧誘の時には「JCに入らないか」よりも「JCにはあなたが必要です」をより強くアピールするようにしたそうです。