| 第8号 8月31日発行 |
7月に続き、今回も「合併」について書きたいと思います。 現在、遠野市・宮守村合併協議会は6月からスタートし4回の会議が開催されております。 委員会では、合併に関わる各種行政項目を検討し、市民の代表として意見集約を図っておりますが、今のところ大きく両市村での食い違いがなく、順調に会議が進んでいると感じております、前回の会議では今後10年間の建設計画(何かを建てるという意味ではなく行政の進むべき指標となるもの)が一部提案され、今後両市村にて今後住民説明会が開催され市民・村民の意見集約を図る予定です。 この「建設計画」を見ると、大まかに合併により両市村民が公平平等に行政サービスを受けられるよう努力する事、また今まで個別に展開してきた各種事業の整合を図り発展させるという二つに思想が伺えます。 しかし、ひとつ考えてみると今まで両市村がやってきたことの整合を図ったとしても、それは合併にいたる過去の過程をなぞることにしかならないのではないかと最近考えるようになりました。 合併により大きな建物や道路を作ることも必要だとは思いますが、合併後12年目からは現在の地方交付金が減らされることが明確になっているなか、新市に求めるものは、この合併による特例が認められる11年間の間に将来へ繋げる発展的な計画が必要ではないでしょうか、体力があるうちに特に人口問題・少子化問題に横断的な組織でとりくみ長期的な視野に経った行政の方針、また、それを民間でも協力できるような官民一体の取り組みが今一番必要な問題だと感じています。
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| 第7号 7月29日発行 |
みなさんこんにちは。 今回は。今が旬の?広域合併について少し書かせていただきます。 さて、今年になって県内各地市町村で動きが活発になってきている広域合併って何でやるの?という素朴な疑問からスタートすると、要するに今の行政活動ではコストが高くて国の財布が間に合わなくなってきたということです。少し乱暴な例えですが、ある大会社の支店が隣合う市町村にあったとします、両支店にはそれぞれ支店長がおり、総務、経理、営業、企画などの部署に人がきちん配置されていたとすると、この不況のなか親会社がまず何を考えるかというと経費の削減です、そのためには近隣の営業所を一つの拠点に集約し、今の売上を確保するような努力をすることでしょう。 この例えで言う‘売上‘というのは行政でいう「住民の利便性」なり「行政サービス」の言葉になりますが、そこで暮ら皆さんが、「安心して、安全に、健康的な暮らし」ができる水準を維持することが第一の目的になります。 コストの削減をしても、住民が災害の備えで不安を感じたり、医療・福祉で今よりも不便を感じて暮らすことは避けなければなりません。 我が遠野市と宮守村も今年6月より法定協議会が開催されております、両市村合わせて24名の代表がこれからの行政のあり方について意見を交換しております。当会議所からも 理事長が代表して会議に参加させて頂いておりますが、住民代表としての意見としてはコスト削減という命題と両市村の住民生活をいかに「安全・安心」で暮らせる環境を目指せるかだと考えております。
両市村が合併後10年間は、それぞれの市村がいままで受け取っていた額と同額の交付金が国から来ますが、11年目からは年々削減される予定です。また合併特例債についても、あくまでも借金で後年その70%は国から交付されますが、残り30%は地元の借金となります。 我々がこれから考える問題は、合併後10年間でいかに「住み良い」郷土をつくる土台を用意できるかではないでしょうか? 両市村の地域資源を活用した観光、子供を安心して育てる環境、高齢者が生き生きと活動できるシステム。今までは何でも役所がやってくれたことが、これからはそうは行かないかも知れません。 当青年会議所は「まちづくり」の活動をこれまでも展開してきましたが、これからは少しその事を気にしながら今以上の活動が必要ではないかと考えています。 |
| 第6号 6月28日発行 |
梅雨だというのに毎日暑いですね、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 さて、今回は当青年会議所に所属する人達について少しお話をしたいと思います。 当青年会議所は現在正会員25名、活動の主旨を理解いただいている賛助会員が5名となっております。 みなさんは、青年会議所は会社経営者の予備軍みたいな捕らえ方をされている方も多いと思いますが、現在は自ら企業を運営している者、地元企業に勤めながら頑張っている者、はたまた地方行政に関わるも者など、その職種も立場も多種多様です。 青年会議所は40歳となれば嫌でも卒業しなければなりません、人として耐力・知力とも充実する30歳代を何でわざわざ会費まで払って活動しているか人それぞれの理由があると思いますが、よく言われることに同年代のネットワーク作りがあります、青年会議所は日本各地にありますので、青年会議所でいう“出向”というものを通して全国の同年代の人間に触れ合うことができます、それはこの遠野市という枠の中に居るだけでは見ることができない世界です。同い年でも凄いやつ、頑張っている人間を見るだけでも自分の視野や考え方が広がるものです。またここ数年は経済状況が余りよくない中企業は少ない人数で効果を上げようと努力しておりますが、そうした環境においても会議所というのは人材育成の場として捉えられていることも多いようです。 自分の物差しははたして正確か?人に自分の考えを性格に伝えることができるか?今の環境に不満や不安はないのか?・・・青年会議所を活動していると時々考えることですが 一人では解決できないことでも、その相談相手はその気になれば全国にたくさんいます。 もし、そんなことを感じている方がおりましたら、一度のぞいて見てはいかがでしょう。 当青年会議所はそんな方々をお待ちしております。 |
| 第5号 5月13日発行 |
5月連休も終わり、いよいよ東北の片田舎にも一年で一番過ごしやすい季節がやってまいりました。寒い冬飲みに行くにも少し勇気が必要な季節からどんどんビールがおいしい季節に変わってきていますね。 そんな中、遠野青年会議所恒例?の「さくらまつり」が5月2日開催されました。 この事業は第27代理事長の発案で今年7年目になるもので、ことの発端は「遠野の桜の下で踊る郷土芸能を見ながら皆で花見をしてはどうか」という少し柔らかい思想からスタートし年々その規模が拡大、今では市民の皆さんが仕立てた衣装を身にまとい南部氏入部行列が市内を練り歩くまでに発展してまいりました。 例年、この「さくらまつり」入部行列が通過する間は人出はあるんですが、通り過ぎるとせっかく集まった人がいなくなるという何とも寂しい減少が続いておりましたが、今年は少し工夫をこらしてみようということで、「殿様を迎える市場の人々」なるストーリーをつくり地元の方々の協力を得て市場=商売=賑わいなるものを組み込んで、そこで商売をし、子供たちが走り廻り、人々が溢れる場所に殿様を迎えて盛り上がる雰囲気づくりができました。当初はあまり広告にお金をかけることもできずどの程度の人手があるか手探り状態でしたが、天候にも恵まれ例年以上の集客と盛況な商売、子供たちの笑顔で無事終了することができました。 「青年会議所」は事業を起こすときはすごい力を発揮するが、その後の対応に少し疑問の声を時々いただきます。単年度で活動する会議所の感覚と他の方々との違いにも起因しますが、客観的にみると少しそれは我々が反省する部分もあると思います。 今回の「さくらまつり」についても、会議所的には事業がまちづくりに定着したので我々の事業はある程度成功したと考える方法と会議所が興したものだから中心となって毎年やるべきだという考え方、一種相反する見方ですがどちらも背景があり事情があっての話です。そこで少し考えてみましたが、本当に地域づくりを目指すなら自主的にその活動が行われるようにすることが必要だと思います。例えば、今回の「さくらまつり」でチャレンジした「まつり」に経済(商売)を持ち込むことで、企画・運営する側も参加する側も互いに楽しい・笑顔が出るような仕掛けが必要ではないでしょうか、当然そこには既存の商売との融和が必要ですが、こと「まつり」に関してはその対象はわざわざ来て頂いた観光客の方々です、狭い地域で限られた消費を奪いあうのではなく外部から少しでも獲得することで小さな環の循環ができるのではないでしょうか。その積み重ねがあればこの「さくらまつり」は年々変化して、いつの日にか独り立ちするものだと考えています。 |
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理事長コラムPART2