理事長として
By toyota | 2007/12/10 | Category: 豊田理事長Blog | 閲覧数(971 )
当たり前だけども、初めて理事長を経験したこの一年、今考えることというと、反省点ばかり。一応小さいながらも会社の経営に携わっているわけだけど、企業と会議所のトップのあり方はまったく違うのだということにやっと最近気付いた。
企業はまずは利益を追求する。目標もわかりやすいので、それを達成する方法も絞りやすい。方法を示しやすいので、働いている人への指示もそれなりに出しやすい。会議所はどうかといえば、目的はまちづくり。まちづくりとは何かということになると、定義が難しいが、遠野が元気になるようなことなら何でもありだと思う。というわけで、方法はいくらでもあるので、それを皆に実践させるには、よほど興味を引く内容にするか、無理やりやらせるかどっちかかな。
というわけで、とにもかくにもやはり会議所のトップたる者、会員のみんなを活動にひきつける努力が必要なわけだが、しょっぱなから会議所を疑うようなことを言っている自分にそれができたかどうかといえば、落第もいいところだったなあ。
しかも、会議所経験が少ない会員が多い所で斜に構えた姿勢を見せたものだから、そのうわべだけを見られた気がする。
確かビートたけしのギャグだったと思うが、どっかのおばさんが海外旅行に行くことになり、空港で目的はと聞かれた時に「sightseeing(観光)」だ答えるのを覚えるのに、「斉藤寝具」と覚えればいいよと教えられたが、本番ではテンパリまくり「山田ふとん店」と言ってしまったというオチ。
理事長たる自分が、英語で言うのはめんどくさいから、日本語で斉藤寝具とか答えときゃいいんだよと言っていたら、気がついたらみんなが山田ふとん店と勘違いしているそんな一年。斜に構えるにしろ批判するにしろ、なぜそうなのかという本質を知っていないと、まったく別なことになってしまうという、そんなことを考える今日この頃であった。
