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みんな違って ちょうどいい

By toyota | 2007/6/30 | Category: 豊田理事長Blog | 閲覧数(171 ) 

 おととし遠野が35周年で、自分が担当の委員長だった。ちょっとした事業を考えていたのだが、そのためのパネルディスカッションをと考え、誰を呼ぼうとかと考えたとき、ツーリズム大学でお話を聞いた、福島規子氏を呼べないだろうかと考えた。非常に忙しい方だったので、交渉が大変だったが、どうにか来てもらい、様々な面で貴重な意見を頂いた。

 

 終わってからも何かとご意見を頂けたのだが、あるとき一冊の本を薦めてもらった。「フロー体験 喜びの現象学」という本で、中身は哲学なのだが、これが非常に面白い。機会があればぜひ読んでほしいけれど、自分的には考え方がレベルというか、ステージが一段階か二段階くらい上がった感じ。中身を簡単に説明すれば、結果を達成することに幸福を感じるようにすると、達成した後に喪失感を持つ。むしろ、その過程に楽しみを持つべきだといった内容。まあ、本当に面白いので読んでみてください。

 

 その本の中に書いてあることで、人間は進歩してきたかのように見えるが、周りにあるものを利用できるようになっただけで、その本質はまったく進歩していないという一節がある。人間が地球上に現れて何年経っているか知らないけど、いつまでたっても平和にならずに同じことを繰り返しているところをみると、まあ、それもそうかという気もする。

 

 新聞やテレビで様々なニュースを見ているとどんどん気持ちが暗くなるが、つまり、基本的に人はどこまで行ってもしょうもないということかなと思う。楽な道と苦労する道とどっちがいいかといえば、どうしても楽なほうに流れるし。だからダメかといえば、そうだとも思ってなくて、人はそういうもんだと思えば別になんとも思わない。むしろ、みんな同じ考えだという方がおかしいことになりそうなので、人はそれぞれ違ってちょうどいいんだと思うという、題名どおりの結論に達するここ最近の自分。

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